訴える高見候補と清水区委員長

日本共産党の高見あつみ参院広島選挙区候補は８日、広島市安佐北区と安佐南区を駆け巡りました。出発地点のＪＲ可部駅前では、早朝から雨が降りしきるなか、清水貞子党安佐北区委員長や後援会員の約20人が実施した宣伝に合流しました。
　高見候補は「憲法９上にはノーモアヒロシマ・ナガサキの願いが込められている。戦争法は廃止して、立憲主義、民主主義を取り戻そう」と呼びかけました。「宣伝で通勤通学の若い人が手を振ってくれたので、元気が出た」という被爆者の宮下敏明さん（81）は「原爆に直撃された兄が死んだ。戦争は国民を不幸にするだけで、勝ち負けはない。安倍政権の戦争法は絶対に許してはいけない」と語りました。
　安佐北区総合福祉センター前で高見候補は「アベノミクスで国民の暮らしは苦しくなるばかりだ。日本共産党は税金の集め方、使い方、働き方の三つのチェンジで、国民生活を守る」と公約。コンビニで買い物の帰りに訴えを聞いた年金生活の男性（74）は「大企業ばかりが甘い汁を吸っている。その一方で年金は削られ、負担ばかりが増える。共産党に伸びてほしい」と期待を表明しました。
〔...写真〕
訴える高見候補（左）と清水区委員長（右）
有権者と握手する高見候補＝８日、広島市中区