広島県世羅町議選が18日告示、23日投票でたたかわれます。日本共産党は矢山たけし候補（73）＝現＝が11期目をめざします。定数14に15〜16人が立候補するとみられます。
矢山氏は「希望の持てる町・福祉を大切にする町」「住民本位の町政」をめざし奮闘。農業後継者対策を繰り返し求めて、認定農家や法人への対策が実現しました。
子どもの医療費助成対象を今年８月から高校卒業までに拡充し、子育て応援を前進させました。高い国保税では、基金を活用して据え置くよう要求。３年前に実現した住宅リフォーム助成制度は年々拡大し、今年度予算では１１２０万円になっています。
議会では、矢山氏の論戦と他議員との共同で「戦争法の廃止を求める陳情」や「ＴＰＰ（環太平洋連携協定）の大筋合意の撤回を求める意見書」を採択しました。
矢山氏と党支部は「39・６億円の財政調整基金を活用すれば財源はある」として、担い手を育てる農業対策の拡充▽低所得者の医療費３割負担の減免▽介護保険料・利用料の軽減▽公共事業は生活道路や排水路など生活密着型を中心に進める―などを公約に掲げて奮闘しています。