「発足のつどい」で報告する滝事務局長（演壇）

　「さよなら原発ヒロシマの会」が１２日、広島市中区で「発足のつどい」を行い、予想を大きく超える３５０人が参加。立ち見や会場外で話を聞く人の姿も見られました。

　会は�@制御できない危険性を持つ原発をなくし、ゼロにする�Aエネルギー政策を大胆に見直し、自然エネルギーの本格導入をめざす―ことを目的とし、２２人の呼びかけ人中、共同代表はアーサー・ビナード（詩人）、青木克明（広島医療生協副理事長）、佐々木猛也（弁護士）、三浦精子（児童文学者）の四氏。滝史郎氏（広島大学名誉教授）が事務局長です。

　福島県から広島県に避難している３人が体験を報告。青木克明氏、佐々木猛也氏、宗籐尚三氏（牧師）、森瀧春子氏（核兵器廃絶をめざすヒロシマの会共同代表）らが思いを語りました。

　「アピール」を採択し、学習会や署名を旺盛に行なうとともに、大震災・福島原発事故から一周年の「３・１１追悼『さよなら原発のつどい』」を成功させ、当日の「さよなら原発１０００万人アクションｉｎヒロシマ集会」へ合流するなど、被爆地から「原発なくせ」のうねりをつくることを確認しました。